昔見たUWFの番組の中で
藤原組長が夢を聞かれて答えた言葉。
あれほど強い人でも、もっと強くなりたいと
思っているんだと、驚いた。
相変わらず朝テレビをつけたら
真っ先に飛び込んで来るいじめ、自殺のニュース。
新聞を見ると、識者がもっともらしいことを言っている。
もちろん、その意見に反対する気はない。
間違っているとも思えない。
ふと、僕が思い出したのがタイトルの言葉。
識者と別の視点から考えると
自分が強くならないといじめは終わらないと思う。
強くなる。
いろいろな強さがあるだろう。
僕が思うのは
集団の中でも孤独でいられる強さ
何をされても動じない強さ
やられたらやり返せる強さ(残念ながら)
そんなところだろうか。
学校は嫌でも集団生活を強制される。
クラスの中でもさらにグループ分けがあったり
またそれが自分達で決めなくてはならなかったり
クラスに溶け込めない人には地獄の思いだ。
仲良しが固まっていくつかのグループができた後
余り者として付け加えられる苦しみは
僕も何度か味わったことがある。
いつしか
「ここは俺の場所じゃない」
と割り切って、部活や他の集まりを楽しみに
教室では一人でいられるようになった。
休み時間の教室では本を読んだり寝ていたり
自分一人でいられる工夫をした。
意外と一人でいると誰かが寄って来ることもあり
その人を友人としてクラスに居場所ができたことも
それなりにあった。
部活と違っていろいろな趣味嗜好のある教室は
集団の中の孤独に耐えることも必要だろう。
いじめられて苦しい思いをするのはみんな一緒。
いじめる方もやられている人が
苦しむのを見て楽しんでしまうのだと思う。
やられている方が動じなかったり
嫌なものは嫌とやり返せれば理想だが
実際はそんなに甘いものではないと思う。
だとしたら、自分が強くならないと
その場では誰も助けてはくれない。
強くなるにはどうしたら良いのか
それは人それぞれだが
ケンカに強くなるとか
拠り所をみつけて精神を鍛えるとか
やるしかないだろう。
アルフィーの歌の歌詞にあった言葉。
「孤独だってお前の明日へのエネルギー」
確かに孤独に耐えたことは
今の自分には役立っていると思う。
まあ、僕の感じた孤独なんて
大したことないのかもしれないが。
長々と無責任なコメントを書き連ねてしまったが
早く朝一番のニュースが明るいものになって欲しいと思う。
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