読書の秋、その1
僕は四季の中で、秋が一番
好きではないのだが
この間も書いたように
今年の夏はイベントがあまりなく
祭りの後の寂しさも感じないので
秋という季節を結構楽しめている。
秋といえば、芸術、スポーツ、食欲
と、いろいろあるが、忘れちゃいけない
読書の秋も楽しんでいる。
この「ブラバン」という小説
今週日曜日の新聞で
新潮文庫の新刊で目についた物。
読書の秋ということで
買ってしまおうかとネットで調べると
実は以前、別の出版社から発売された
小説の再発ということがわかった。
地元の図書館で探すと、多少サイズが
大きいものの、同じ内容の本を発見。
早速借りて読んでいる次第。
内容は僕よりも5歳くらい上の世代で
ブラスバンド部(あえてこう書く)に
学生時代に所属していた主人公が
25年後に先輩?の結婚披露宴で
昔の仲間と集まって演奏をしよう
という企画の中で昔のエピソードを
交えて語るといった話
(と、僕は感じた)。
話が理屈っぽいことと
登場人物が多すぎて、誰が誰だか
分からなくなってしまうことを除けば
共感の持てる内容だったので
一気に読み終えてしまった。
実際に昔のメンバーと集まって
演奏しようなんて話があれば
人が集まらなかったり
いろいろな人生模様が見えたり
なかなかうまくいかないんだろうが
やっぱり一度は夢見ることだよね。
僕の場合はバンドなので
吹奏楽ほどメンバー集めに
苦労することもないわけだが
それでも今のバンドは活動休止
状態だし。
読んで一番良かったのは
一般の小説ではまず出てこないであろう
「東北地方の民謡によるコラージュ」
「秋空に」
という曲名を見ることができたこと。
懐かしくて、しばらく曲が頭の
中から離れなかった。
「秋空に」は好きな友人がいたなあ。
僕は同時期に聴いた「ブルーインパルス」
も好きだったけど。
もう一冊借りてる本があるが
それはまた後日紹介ということで。
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この方の小説は怪しげなものしか読んでないなぁ・・・。
投稿: say*3 | 2009年11月 5日 (木) 午後 10時04分
あ、そうなんですか。
僕は初めて読みました。
文調が暗いなあなんて思ったんですが。
投稿: ガッちゃん@これから飲ま飲まイェイ | 2009年11月 7日 (土) 午後 05時35分