「べー、くれる?」後編
「ベー」と言うのは・・・。
吹奏楽でいうチューニングの音。
ピアノならシの♭だな。
オケでは「アー」。
ピアノのラの音だね。
確かドイツ式の表記だ。
何でこんな話になったかと言うと。
オケのコンサートが終わって
自宅に帰ってくると
カミさんがレンタルビデオ屋に
行くと言い出した。
雨で退屈なので娘たちが
全員集合やアニメのDVDを
見たいと言ってるらしい。
僕にもリクエストがあるか
聞かれたが、自分で行かないと
借りたいものもわからないので
僕が代わりに行くことにした。
いろいろ見ていて
借りたいと思ったのは
ドカベンのスーパースターズ編。
里中とサチ子の結婚式が
載っているのをまだ読んでなかったので
借りてみた。
めでたい話はいいよね。
山田太郎も誰かに
プロポーズしたみたいだし。
放課後ウィンド
オーケストラ
というマンガ。
流行の吹奏楽マンガかと
思ったのだが、普門館
A・リード、グラナディラ
なんていう単語に惹かれて
4巻完結ということもあり
借りてみた。
(絵は僕の苦手な部類だが)
大きくいうと
活動停止になっていた吹奏楽部が
新入生の力で復活して
旧メンバーや実力者も
メンバーに加えながら
コンクール出場を果たすという物語。
僕が行った高校の吹奏楽部は
活動停止ではなかったものの
僕の中学の部活に比べたら
まだまだ本格的ではなかったので
同じようにいろいろ作り上げていった
こともあって、なかなか感情移入して
読むことができた。
ストーリーの中で
校長先生に部の活動を認めさせるべく
急遽部活発表会の演奏を仕上げなければ
ならなくなった。
実力のあるトランペット吹きの1年生が
演奏できるかどうかを判断するため
一人ひとりに「べー、くれる?」と
聞いていったシーンがあり
最初に「アッカンベー」が出てきて
僕の笑いのツボにはまったという次第。
楽器の練習中に「べー、くれる?」
と聞かれたら、経験者なら
チューニングと思うよなあ。
4巻完結ということで
1年生の夏のコンクールで
終わってしまうのだが
主人公にしてみれば
これからが面白くなる時期で
もうちょっと先まで読みたいと
思わせるマンガだった。
個人的には
テューバの桜井さんが
好みかな・・・ゲフン。
・・・ジャンプコミックスらしいが
やっぱりジャンプで人気がないと
ばっさりと切られてしまったの
だろうかなんて考えたり・・・。
そんなこともあって
昨日はクラシック、吹奏楽で
いろいろ思うことのできた一日だった。
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